Agras T25は、農業用ドローンの「ゲームチェンジャー」となり得る素晴らしい性能を持っています。まず、AGRAS T20よりもコンパクトになり、日本の圃場で使用しやすくなりました。アームが6本から4本になり、準備時や整備時の利便性が向上しただけでなく、ダウンウォッシュも強くなりました。最大積載量は、液剤・粒剤ともに20kgです。
※本サイトで使用している写真ではアトマイザーが2本となっておりますが、日本国内では4本が標準装備です。
円盤が回転し、遠心力で液剤を飛ばすアトマイザーは、液滴サイズを変更することが可能です。
一度に広範囲への散布を行いたい際には、液滴サイズを小さくし、
多くの液剤を狭い範囲に落としたい場合には、液滴サイズを大きくすることで効率的に散布ができます。
これまでの最大吐出量が、T30標準ノズルの場合:7.2L/分であったのに対し、T25の場合、最大吐出量:24L/分と、3倍以上の性能となりました。これにより、希釈倍率の関係で散布が難しかった葉物野菜への防除にも使用できます。
AGRAS T25では、T50バッテリーを通常使用します。
1フライトで、2haの散布が可能で、DJI公式製品の充電発電機「D6000i」
で充電可能です。時間としては1本に20分ほど。なお、T30バッテリーも使用可能です。
液剤有効噴霧幅 | 4~7.5 m(作物上空3mから) |
液滴サイズ | 50~500 μm |
粒剤有効散布幅 | 5~8m(諸条件の調整が必須) |
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